宇治茶巡りガイドツアー
京都宇治で抹茶のお香の制作販売、そしてお香づくり体験を開催しております
INCENSE KITCHENの後藤と申します。
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先日「宇治茶巡りガイドツアー」に参加してきました。
https://www.city.uji.kyoto.jp/site/uji-kankou/5636.html#sp_headline_6
これは、宇治市産業地域振興部観光振興課が主催の半日ツアーで、観光ボランティアの方が宇治茶に関連する施設を一緒に歩いて案内してくださいます。
10時出発の9時半集合。
集合場所は、JR宇治駅前の観光案内センターです。
こちらはお土産物が売っていたり、市内観光のパンフレットなどもたくさん置いてあり、10時の出発まで退屈することなく待っていられます。
お茶の精・お茶まるの人形
この日は8名の参加者で、10時少し前に全員が揃い出発。最初は目の前にある宇治駅前の茶壷型ポスト。ポストと呼ぶには子供の身長以上ある大きさの、なかなかフォトジェニックなポストです。
そのまま新町通に向かってすすみ、突き当たりの茶商「中村藤吉本店」、左に歩いて茶農家「山本家」・宇治代官所跡をめぐります。
どれも普段よくとおる道ですが、目につかなかった「拝見窓(自然光で茶の審査を行うための窓)」「越屋根(煙抜きのための屋根)」など説明を受けました。古い建物だなー、趣があっていいなーとは思っていましたが、それぞれ意味のある形の説明を聞いてみると昔の方々の息づかいや今日までの歩みなどが感じられます。
宇治橋を渡り「三の間(水をくみ上げるための途中のでっぱり)」「通円茶屋」の説明を受けながら世界遺産「宇治上神社」へと歩いていきます。
このあたりは2日に1回は通る散歩コース。
宇治神社を通り過ぎ、朱色の朝霧橋を渡って平等院の裏に出て、そこから奥の山茶園へ。宇治茶ブランドを表す太陽光を遮る「覆下茶園」の一つです。光を遮ることにより、甘さが凝縮された美味しい碾茶・玉露が生まれます。
茶園は坂の上にあり、汗をふきふき見学後、宇治で2番目に古い「堀井式碾茶炉」のある福文製茶場さんへ。
ここは、碾茶(石臼で挽く前のお抹茶)卸をされておられ、緑美しい碾茶の試食をさせていただきました。水やお湯でお茶としてではなく、葉そのものをパリパリ、、
最初は海苔のような香ばしさ、次第に口のなかに甘さが広がる初めての味にびっくり!
そしてなんていい香り✨✨
お茶の香りの元と言われている、植物特有の草っぽいさわやかな青葉アルコールそのもの!の香りでした。
ずーっとこれを鼻の周辺につけて香りを聞いていたい、、そんな心地よい香りでした。
主催:宇治市産業地域振興部観光振興課
https://www.city.uji.kyoto.jp/site/uji-kankou/5636.html#sp_headline_6
JR お出かけネットでも紹介されています。
https://guide.jr-odekake.net/smt/event/84363
普段の私の生活に溶け込んでいる宇治に古くからある建物やお店のそれぞれの成り立ち・歴史を聞いていると、
今もそれを美しく保つために昔から今に至るまで多くの方のご尽力の上に成り立っていることを実感しました。関係者の皆様には本当に頭が下がる思いがいたします。
この日は神戸からのご参加の方が多かったです。皆さんも良かったら、開催日の日程をご確認頂き参加してみてください(^^)オススメです!
当店開催のお香制作体験も随時受付中!
開催日はこちらをご覧下さいm(_ _)m⬇️
https://www.instagram.com/experience.of.itowokashiko/