菊の香りについて
京都宇治で抹茶のお香の制作販売、そしてお香づくり体験を開催しております
INCENSE KITCHENの後藤と申します。
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9月9日は重陽の節句と言われ、別名「菊の節句」とも呼ばれていますね。3月の桃の節句、5月の端午の節句などと同じ五節句の一つです。
その中でも、ひとけたの奇数では一番大きな9が二つ重なる重陽の節句は、とても縁起の良い日として、本来とても盛大なお節句としてお祝いされていました。
例えば、
健康長寿を祝った「菊酒(抗酸化作用に優れたビタミンCやビタミンEなどのビタミン類が豊富で、生活習慣病予防にも期待されると言われています)」をたのしむだけでなく、
菊を用いたさまざまな行事が行われています。
旧暦のこの季節に菊が咲くので、菊の節句と言われていますが、
香りとしての菊の花をご紹介しますと、、
除虫菊は虫除けの蚊取り線香として使われたり、
その香りがお線香との相性が良い事から、仏花ときて用いられたりしています。
また乾燥させた菊の花は漢方薬としても用いられていますが、その香りはラベンダーにも劣らない良い香りがします。
中国などでは、乾燥した菊の花を煎じて飲でいるそうです。炎症を和らげ、熱をとる作用で知られる菊花茶は、中国では定番的な健康茶の一つのようです。
天皇家の菊花紋に始まり、パスポートの表紙にも使われる、日本人にとても馴染みの深い菊の、
香りにまつわるご紹介でした(^^)
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