京都宇治発お茶菓子みたいな抹茶のお香

京都宇治でお菓子の木型で作った抹茶のお香体験を開催しています。

お香づくり体験会場の趣きあるお品について

京都宇治で抹茶のお香の制作販売、そしてお香づくり体験を開催しております

INCENSE KITCHENの後藤と申します。

http://incensekitchen.com/ 

https://www.instagram.com/incensekitchen

 


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『五感に響く抹茶香づくり』体験会場にありますこちらの衝立。

どこかで拝見したような絵なのですが思い出せず、、

インスタで公開質問いたしました(^^)

 

すると世の中には博学の方がたくさんおられすぐに回答をいただけました✨

「楓橋夜泊(ふうきょうやはく)」

という漢詩で、そう言えば遠い昔に習ったような。。。

 

意味を調べてみますと、

「夜が更けて月は西に傾き、烏が鳴き、霜の気が天に満ちている。

漁火の光が運河沿いの楓の向こうに見え、旅愁を抱いて眠れないでいる私の目にチラチラして見える。

姑蘇城外にある寒山寺から夜半を告げる鐘の音が響き、この船にまで聴こえてくる。」

という内容です。

 


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夜更けの月明りと鳥の声。

遠くに揺らぐ漁火の光と鐘の響き。

そして船を包むように広がる霜の、寒々とした香りまで漂ってきそうな詩です。

 

恐れ多い事ではありますが、当店のお香体験もこの詩の世界観に似たところがあり

偶然とはいえ灌漑深い気持ちです。

 

 

こんな掛け軸がさりげなく飾ってあります体験会場は、

宇治に本社がある日本画絵具を製造している中川胡粉絵具様(http://nakagawa-gofun.co.jp/index.html)所有の建物で、

昭和初期に建てられた趣ある日本家屋です。

 


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そしてお庭には、
たくさんの燈籠もございます。
中には大変価値のあるものも。

そして母屋の調度品にも、
時を越えた名品に出会えます。

 

数十メートル先にある
大通りの喧騒からは想像できない静かなたたずまいの中で、
五感に響く抹茶香づくりを開催しております。

 

皆様もぜひ、京都・宇治にお越しの際はお立ち寄りください。

 

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